3月1日から5間、「福岡貿易会」と「福岡アジアビジネス支援委員会(福岡市)」共同企画による「ベトナム(ホーチミン)/カンボジア(プノンペン)」海外経済視察に行ってきました。
近年、サービス・外食産業は、海外展開が進んでいます。特に福岡および周辺地域からの進出は多いようです。このため、消費市場として有望な地域であるベトナム・カンボジアにスポットをあて、現地のサービス・外食産業の視察や展開に繋がる情報収集が主な目的です。
視察には,国内で外食サービスを展開している企業等11名が参加しました。
まず カンボジア 「プノンペン」から報告
夕方の到着でしたが、気温は、30度を優に超えていて、汗が噴き出てきます。
プノンペンにある「絆ストーリー」(=「HUGS」/「プノンペン和僑会」代表が手がける日本人街)にある「はかた食道にゃむ」や「HUGS」代表のオフィス,2014年6月にOPENした「イオンモールプノンペン」、「ワタミカンボジア」で、カンボジアの現状、出店にいたるまでの経緯や食材の調達先、ご苦労された事例など貴重なお話をお伺いしました。
カンボジアは,外資100%で法人設立が可能で、資金送金の制限がありません。まだ国力が弱いため,当分の間、外資規制が強化される見込みは少ないようです。国民の平均年令は,30歳以下で親日家が多く,USドルが使用できます。今後のインフラの整備等より、持続的成長も期待できると思われます。
ポル・ポト政権下にて、原始共産制の実現を目指すクメール・ルージュの政策の下、思想改造の名の下で多くの知識人が虐殺された過去を持つカンボジアですが、多くの若者が、親を失っているため、子供のまま大人になったような気質の若者が多いとのことでした(親から叱られた経験が少ないという意味です)。
街には、トゥクトゥクやバイクと一緒に日本車が走ってます。時折、高級車もすれ違います。
お話をお聞かせいただきました皆さん、ありがとうございました。
絆ストリート
http://kizuna.konkhmer.info/d2015-02.html